2010/09/28

初きっぷ

2号(♀)が先日6才になった記念にとモノレールの初きっぷ購入体験企画を私の素敵な奥様が立案し、家族全員参加のもと実行に移した、と言ってもモノレールで那覇空港までの沿線ピクニックというものである。
那覇空港のA&Wで軽く昼ごはんでも、と思っていたら店外まで行列の案外混雑ぶり。仕方なく2回目のきっぷ購入となり、隣の赤嶺駅まで戻って往きに見かけた長崎ちゃんぽんの店で皿うどんなどを食してみる。土地柄か家族連れが案外に多い。途中、3号(♀2才)が2号のチャーハンをくれと泣き騒ぐので店の外へ連れ出し、なだめすかし説得に次ぐ説得で納得し落ち着くのを待つ。1号(♂10才)はもっと難しかったし、妥協しなかったなとちょっと回想してみる。最終的に3号が満足する形で長崎ちゃんぽんのお店を後にする。
また隣の小禄駅のJUSCOまで歩き、1号の時計用ボタン電池を買う。この日は琉神マブヤーショーが予定されているようで、30分前から観客が客席は立錐の余地もないほどの鈴なり状態に驚く。みんな正義のヒーローにマブヤー(魂)持っていかれたしまったようだ。正義を声高に主張するものは一度疑わないといけないですよ、みなさん。すべての侵略や戦争は身勝手な正義の名のもとに始まった、というのは極端かな。
家へ戻るため、小禄駅からこの日3度目のきっぷ購入で帰りのモノレールに乗車する。3号(12kg)を腕に抱えたままだったので空いている席に滑りこむように座り込むと、隣の女性が1号と2号に席を譲ろうとする。私の素敵な奥様のバス等では子供より大人を優先するという女系2代続くポリシーを穏やかに主張して遠慮する。これをきっかけに向こうからいろいろ話しかけてくれて、実は1号と同じ音の名前だと分かったり、代わる代わる2号や3号を話題の種にする。しかし、いまいち会話が噛み合わないが、私も人の事は言えないと内省する。
件の女性は黒髪にアイシャドウバッチリのパンク系の出で立ちだが、よく見ると両腕には二の腕まで等間隔でリストカットの傷跡。自己破壊的な衝動(習慣?)はどうやって生まれるのだろう、もしかしてタトゥーの一種なのか、腕を出す仕事は難しいだろう、などとしばし考える。5駅ほどで彼女は降りたので、子供たちと一緒にサヨナラをする。子供たちは良くも悪くも何か感じただろうか。
またしばらくモノレールに揺られて行くうちに無事に首里駅に着いたので2号の初きっぷ企画は終了。
家に帰って2号、3号と共に昼寝をむさぼる。

と徒然日記風に書いてみた。

2010/09/27

DMC-LX5 (2)

DMC-LX5が届いた翌日に2号(♀当時5才)と3号(♀2才)の面倒を見がてら早速、瀬長島へドライブに出かけた。もう2週間前の話。
すべて3号(12kg)を左手に抱えたまま右手だけで撮影。
フォーカスが速くて簡単に撮れるので結構びっくり。
このカメラ、いいよ。

2010/09/17

DMC-LX5

前ポストの画像からPanasonicのDMC-LX5というコンデジに変わった。以前はCanonのIXY DIGITAL 60。
IXY 60がバッテリの持ちが極端に悪くなったこと(新規にバッテリを買い直しても同じ)に加え、子供たちの写真を綺麗にとっておこう、というのが背景にある。

購入に際して比較したCanon S95に対し、
  • AFが断然速くて
  • バッテリの持ちがよい(仕様では)
  • 動画もAVCHD(Liteだが)で撮れる
  • ファームウェアのバージョンアップがある
  • 案外軽かった (S95がより軽いが、許容範囲)
というのが最終的な決め手。
家電のSAKURAの限定セールに乗った。
先代LX3で定番のRichoのレンズキャップLC-1もつけた。
画角も24mmと広いし暗いとこともかなりいける。
IXY 60よりも撮影に対して断然ストレスがないのが嬉しい。
ちょっと写真を勉強したくなった。

画像は届いたその晩に酔った勢いで、ベランダの手摺に固定して撮影。(上)ISO800x5秒間と(下)ISO80x8秒間との比較。実際の目視は(下)に近い。

Boogie Board

PC屋さん(GoodWill)に子供たちと寄ったら、Boogie Boardを発見。アメリカで品切れ続出の電子ペーパーである。
最後の一つ、想定より安価。これは買い!と即レジへ。
記録はできないので必要なときはデジカメをご使用くださいと。
筆圧に応じて線の太さが変わるのでなかなかカッコよく文字が書ける。下手なペンよりよっぽどいい。爪でも書ける。
電池交換不可(開腹している人がいたが、電池はハンダ付けされていた)、消去(Erase)ボタンを押さなければ電池を消費しない。

消去時にメモリカードに記録できるようになれば紙のノートに置き換わるかもしれない、10年後は記録できる電子ペーパーとiPadのようにネットワーク機能を複合させた「文具」品が当たり前になっているかもしれない、という期待を十分に抱かせる。
アイデア出し、電話のメモ、他人のとの意見交換にはうってつけ。あと、耳の聞こえない人と健常者とのコミュニケーションツールとしては最適。
これを大型化すると職場のホワイトボードとしてもとてもよい。

2010/09/13

「総員玉砕せよ!」水木しげる作

あわせて読みたい
「日本はなぜ負けるのか―敗因21カ条」山本七平著
「虜人日記」小松真一著

NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」をNHK BShi(7:30)、NHK BS2(7:45)、NHK地デジ(8:00)と3連続して見るほどの家族そろってファンなのだが、そこから水木しげるに興味が沸いて、立ち寄った本屋でたまたま積まれていたものを手に入れた。ドラマの中でも「衝撃を与えた」と紹介されていたし、という軽いノリで購入。

水木しげるの実際の経験がベースだが、「日本はなぜ負けるのかー敗因21カ条」「虜人日記」をビジュアル化し、補間した内容だと思う。

南方へ出向き、ワケもなく毎晩殴られる日々を過ごす。というかワケはきっと暴力によって余計なことを考えぬよう思考回路を鈍化させ、命令に従順であるように仕向けるためだろうが、結局は「員数」というコマ扱いである。
丸太運びの作業中の事故や、魚を丸のみして窒息死、川ではワニに食われ、およそ戦争とは関係ないことで死んでいく兵士たち。従軍慰安婦の「女郎の歌」が始めに終わりにこの戦いを象徴するように流れていく。
「私はなーなんでこのようーな つらーいつとめーをせーにゃなあらぬ」
敵が上陸してからは、勝ち目なしと斬込隊を組織し死に場所を求める若い大隊長とゲリラ戦で徹底抗戦を唱える中隊長。結局は大隊長の命令に従うが、玉砕命令を受けた者たちは生き残っていはいけないという。生き残った者達の隊長は自決させられ、部下たちは再度の斬込に参じる。規律を守るため、大本営に報告した手前、などというが、人の命の軽さと言ったら…。「合理的だったはずの組織のすべてが、すべて不合理に見えてしまう」(「日本はなぜ負けるのか…」)のとおりである。
主人公の丸山が死に際してつぶやく。
「ああ」「みんなこんな気持で死んでいったんだなぁ」「誰にも見られることもなく」「誰にも語ることもできず……ただわすれ去られるだけ」
ただ忘れ去られるだけ。

2010/09/09

ThinkPad A30をSSD化

ThinkPad A30をSSD化した。

元は母親がパソコンを覚えたいというのでヤフオクで美品のA30を3年前に手にいれたもの。
2年後にバッテリが寿命で交換、そのうちHDDもおかしくなったので、一旦引き取って修理することにした。
せっかくなのでSSD化と相成った。

参考サイト
交換時に最初SSDを認識しなかったようで、もしかして基板がイカレテイルのかと思い、元のHDDに戻し、やっぱりHDD不良を確認して、再度SSDへ交換したら上手く行った。HDDより薄いので端子が上手く入っていなかったかも。
後は再度チャレンジして、リカバリーCDのマニュアル通りにすんなりと。
ファン以外はほぼ無音だし、起動も早くなった。
ちなみにレノボのPCサービスお申し込み窓口は沖縄にある。

SSDはMLCタイプで信頼性がSLCより劣るし、書き込み数限界に不安もあるが、SLCはまだ高いし、リカバリーCDも手にいれたので、その時はその時でまた交換交換でA30はもう少し生き長らえて欲しいと思う。

ところで、このA30にこれまでにかかった費用は次のとおり。
  • ThinkPad A30(中古): 20,000円 (2007年10月)
  • 交換バッテリ(互換品BMA30BPR-03): 8,980円 (2010年1月)
  • リカバリーCD(P/N: 46P4450(XP-Pro)): 4,200円 (2010年9月)
  • Transcend 32GB SSD 2.5インチ IDE MLC TS32GSSD25-M: 8,980円 (2010年9月)
  • 合計: 42,160円
結構かかったな、新品買えそう、と思いつつ、SSDの価格はレジデント…の3年前から1/8にまで下落している。単純計算で1年毎に価格が半分に。

そういえば、PCオーディオではSSDが期待に反して音が悪いと言われているが、これといった理由がまだよくわかっていない。

画像(下)は我が家の箱入り娘(♀4才)。 気になるくせにカメラ目線をわずかに外している。自意識過剰。

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