実に20ヶ月、期限まで残り8日というところだった。
昨年(2018)年の1月に教習所に通いだして、3月には引っ越し、現地の教習所にこれまでの実績を引き継いでもらい、同じ年の9月の今日落ちたら最後という日にやっと卒業検定に合格、それから本免学科試験の合格まで1年かかった。
実は、彼の、卒業検定には合格した、という言葉そのものを疑い始めていた頃に、画像のはがきが彼の通っていたはずの教習所から彼の本籍地である私の実家に届いた。
よっぽど困ってたんですね、教習所の人たちは。
兎にも角にも、合格できたのだから、心配事が減ったし、本人にとっても国内最強の身分証明書と移動の自由を手に入れたので、めでたしめでたし。
しかし、卒検から本免まで1年もかかるとは何事だ?
とっとと行けばいいのに。
その「とっととXXXすればいいのに」に魅力も引力も感じないんだな、彼は。
彼は幼い頃にADHDの傾向があると診断されたことがあって、その問題の一つに遅延報酬系があると睨んでいる。
というか、私もその傾向があるので(だいぶ克服してきたが)、断言できる。
そもそも遅延報酬とはなにか?
「あとで太らせてから食べよう!」
が遅延報酬の代表的な例である。
逆に、遅延報酬に問題を抱えるとは
「小さいけど今すぐ食べてしまえ!」
となる。
現在の報酬を未来の報酬より過大に評価すること、または、未来の報酬を割り引いて考えることをいうらしい。
詳細は専門家にお譲りする。
人間以外の動物は大方、遅延報酬が働かない傾向があるけど、人間がこれでは、生活に、いや、もっと根源的に、生き延びるのに困る。
TEDにおりよく遅延報酬の講演が載っていた。
「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」ティム・アーバン
1号の、彼の頭の中にはきっと「今の瞬間だけに生きている」「ラクして楽しいことだけを気にかけている」ような「すぐにご褒美が欲しいおサル」が棲み着いているに違いない。
詳細は専門家にお譲りする。
人間以外の動物は大方、遅延報酬が働かない傾向があるけど、人間がこれでは、生活に、いや、もっと根源的に、生き延びるのに困る。
TEDにおりよく遅延報酬の講演が載っていた。
「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」ティム・アーバン
1号の、彼の頭の中にはきっと「今の瞬間だけに生きている」「ラクして楽しいことだけを気にかけている」ような「すぐにご褒美が欲しいおサル」が棲み着いているに違いない。