購入から4年が経過し、走行距離が3万9千9百kmを超えたエディックス。
画像1枚目からも分かるようにタイヤの摩耗、劣化が素人目にも見られたので交換することにした。
新車装着時はダンロップのSP SPORT 230。他にはミシュランのパイロットプライマシーがあるらしい(元々はミシュランで、あとからダンロップが追加になったような)。
近所のタイヤ屋さんは、親父さんと2代目の二人でやっていて店というか作業場は最小限、前車フィットの時もタイヤ交換、パンク2回とお世話になっている。在庫はヨコハマが多く、ブリジストンが少々、でも看板にはダンロップ。
ということで、あまり金をかける気もなくヨコハマあたりから適当なものをと探しているうちに、トーヨーのTEO plusがスタンダードクラスでは乗り心地と静粛性で評判がいい。2年前に生産終了のはずが、なぜか生産継続中である。思いのほか売れているのであろうと読んで、TEO plusに狙いを絞ってみることにした。
1号(♂12才)の入学式の後、3号(♀4才)との散歩の途中でタイヤ屋さんにトーヨーが入手できるか聞いていみた。2代目が居て、「入りますよ」と値段を調べつつ、「トーヨーは硬化早いですよ」と親切なアドバイス。ホントかなと思いつつ、フィットの交換に使ったヨコハマのECOSも値段はあまり変わらないということで、ECOSは可も不可もない印象だったし、同じ銘柄でも面白くないし、ということでタイヤ屋さんの意向は置いといて無理矢理TEO plusをお取り寄せでお願いすることにした。
注文から5日後の今日、朝一番に出向き、親父さんがいたので交換をお願いする。「車変えたの?」って言われた(覚えてるんですか? エライ!)。
プロの手際の良さは見ていて気持ちがイイ。
- 車を持ち上げる
- タイヤのナットを外す
- ホイールから旧タイヤを外す
- ホイールのバランスウェイトを外す
- 新タイヤのホイールに接する部分に刷毛で何かを塗る
- 新タイヤをホイールに組み込む
- 空気を充填する(ポン、ポンと2回ほど音がする)
- タイヤ&ホイールのバランスをチェックしてバランスウェイトを付ける(0個〜2個でした)
- 車に新タイヤを取り付ける
- ナットを締める
- トルクレンチで締め直す
- タイヤ側面を刷毛で何か液体を塗ってキレイにする
- 車を降ろす
2枚目の画像はタイヤを外された右前ホイールハウスから反対側を見通した。なかなか見られないタイヤの奥の構造の理解に役立つかな。
タイヤ代、工賃、廃棄料コミコミで4万2千円。
ところで、このTEO plusの側面を見ると(3枚目)、
- TREADWEAR 300
- TRACTION A
- TEMPERATURE A
とある。
性能表示のようなので、調べてみると、
UTQG指標というアメリカ運輸省の安全面に重きをおいた性能表示規格で、それぞれ耐摩耗性(基準100、300だと100の3倍耐摩耗性がある)、トラクション性能(AA,A, B, Cの4クラスでAAが最高)、高温特性(A, B, Cの3クラスでAが最高)とある。
TEO plusの耐摩耗性はトップクラス、トラクション(グリップ力)は優(最高ではない)、高温特性も優。特に耐摩耗性は日本メーカ製だとスタンダードクラスでは140というのも平気で存在するようなので、TEO plusの性能は立派。
製造はMADE in JAPAN、2012年第8週(0812)、ということは2月後半。
早速高速道含め50kmほど走った感想は、転がりがよくなった、エンジン音が低回転でも聞こえるようになった(これが静粛性か)、かと言って車内が劇的に静かになったわけではない、段差ではゴム(タイヤはゴムですが)のような丸い反発がある(これが乗り心地か)、ブレーキはよく効くし(旧タイヤと比較すれば当然ではあるが)、路面の変化は音でよくわかる。
空気圧が高めのような気もするので、折を見て確認してみよう。
耐久性は、摩耗には強いということなので「硬化が早い」かどうかに燃費も併せて注目してみることにする。
今回の画像はいずれも携帯から。