2023/05/31

ほどけない靴紐の結び方 (コツと言うか冴えたやり方と言うか)







1. プロローグ

歩いていると、靴紐が緩んで歩きにくいったらありゃしない。長年、歩くと靴紐が緩んでしまうという問題を抱えていたので、これは靴紐の結び方が悪いのだろうと、これまで、イアンノット式(イヤ~ン、ダメ!を想像させる響き)や、ベルルッティ式(特に想像をかき立てる響きではなかった)を試してきた。たしかに普通のリボン結びよりは少々マシであるが、改善されたとは言い難く、やはり僕の靴紐は緩む。

1枚目の画像が、これまで完成としていた状態。結び方の種類を問わず、緩んでしまう。

なぜそんなに靴紐が緩むのが気になるのか?

靴は甲で押さえて、靴のかかとが足のかかとにピッタリ寄り添い、足が靴を持ち上げるようになると、靴と足との一体感が出来上がり、疲れないし、快適に歩くことができる。靴紐が緩むと、甲で抑えることができず、かかとに遊びができ、大げさに言えばパタパタとサンダルを履いた状態になってしまう。これでは足に妙な力が入ってしまい、疲れてしまう。それはちょっとイヤだ。

2. 小さく固く結ぶ、または、増し締め

イアンノット式はYouTubeを見ながら30分かけて習得して、数年間はこの結び方を続けて、それでも緩むので、いい加減見切りをつけて、ベルルッティ式に切り替える。それでもやはり僕の靴紐は緩む。

ある日、これは根本的になにか大事なところが違っているのではという考えに至る。つまり、そもそもちゃんと結べていないのでは?

試しに靴紐を1度結んだあと、改めて念押しの意味を込めて、もう一度強く引っ張って固く結んでみる。 つまり、1回目の結びで長さを整えたあと、最後の決めに強く輪の部分を引っ張り、結び目を小さく固くする。ネジが緩んだ頃を見計らって更に締める増し締めのようである。

そうすると、なんということでしょう! 全く緩まないではありませんか。

この増し締めを始めてもう数ヶ月になるが、やっぱり緩みません。スニーカだけでなく革靴でも有効で、これは紐式の靴に対して全般的に有効とみなせそうです。コツをつかんだと言っていいでしょう。

2枚目の画像が増し締めした結び目。1枚目の画像と結び目を通る紐の大きさを比べてみてほしい。2枚目は結び目が小さいので紐が折れて細くなっているのがわかるでしょう。



3. エピローグ

イアンノット式やベルルッティ式など結び方の種類を指南してくれるノウハウWEBサイトは数あれど、

一度結んで、紐の長さを整えたあと、最後に結び目が小さくなるよう固く結ぶ(増し締め)

といった基礎の基礎を教えてくれるところはお目にかかっていない(ググり方が悪いだけかも)。

結び方のコツを見つけただけではなく、本当に大事なものは見落とされがち、ネットだけではわかり得ないものはまだあるな、という教訓も得ることができたお話でした。


2023/05/02

エディックス エアコン修理




エアコン修理(コンデンサー交換)

後日、エアコンの不具合はコンデンサーの不良、交換作業が大掛かりとなるので、修理代金9万円ですと恐縮されながら連絡をもらいます。1年の半分は夏である沖縄の暑さを乗り越えるのにエアコンは必須です。一瞬迷いましたが、後を振り返らず未来を見据えて(下を向きつつ)Goサインを出します。しっかり直してくだいね(念念念)。 

後期低年式車の定め 

歳をとると健康が一番の話題、車も同じで購入から10年以上経過した車は正常な状態を維持することが課題となります。 「乗りつぶした」と言われるのは10年経過した車らしいですから、われらがエディックスは後期高齢者ならぬ後期低年式車です。

 結局、かかった費用は、車検とラジエター修理とエアコン修理で合計で40万円ほどで、あっという間に消えてゆきました…。 2号と3号の同時進学でお金がかかるこの時期にこの出費は痛い。 

まいった…。 

収入は増えない、支出は増える、つまり、収支バランスがマイナス方面に傾きつつあります。 単純な算数の世界ですが、この難局を乗り切るのには算数の知識だけでは、もう無理です。

科学ではいまだ解決できない何かに頼る必要があります。 つまり、古来のおまじないを唱える出番です。 皆さんご存じ、「痛いの痛いの飛んでゆけー」です。 誰もいない山の上から朝日を眺めつつ、もしくは、水平線に夕日が沈む海岸に立ち、大声で叫びましょう「痛いの痛いの飛んでゆけー」 (こうして大空に放たれた「痛い」は、勢いよく羽ばたいたものの、まるでブーメランのように舞い戻ってきて僕の胸に突き刺さったままです)  文章が痛い。

※ 買い替えするより修理する方が安い。そう考えて15年乗り続けて16年目を迎えました。また、購入時の取得費用から15年乗ると仮定して、減価償却費は定額で年15万円。購入時にそうやって費用を計算していました。しかし、今回の修理費用はこれを3倍近く、つまり3年弱ほど上回ってしまいました。費用対効果の面でメリットが見いだせなくなるので、次の大物修理が発生した場合は買い替えも視野に入れることになるでしょう。

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